七三。:
愛車のスカイウェイブ250とともに、
運命の糸が導くまま単騎でゴースト討伐しながら「見える」幼子を教え導いたり、
イタリア北部・ドイツ・オーストリア・クロアチア近辺を中心に魔術師やってる父親のコネと顔を繋いだりしている。
ヒマなまま泳がされている理由は後者が理由として強い。
元来輸入家具を扱う家業だが、木製小物がヒットしてまあまあ儲かってるらしい。
とっしー:
引退して絶賛工学部の大学生。内燃機関系専攻。
マジメにやってるのに単位を落とし、留年の危機を味わうスリリングな日々。
自宅にはバイト代でWiiと箱とPS3を置いてるせいで溜まり場化の傾向アリ。
友達以上恋人以下の女の子(ヘタレゲーマー)と特に仲がいい。
たまにコントローラー握ったまま寝オチかます彼女に性欲を持て余す哀れな童貞。
村松君:
やさぐれ音大生。鍵盤楽器専攻。
練習量と経験に裏打ちされた演習にはそつはないが、
トップクラスの華やかな熾烈さからは遠いることを自分で認識し、半ば諦めている。
勘違いしたのだめ風ゆるふわビッチどもを殴り倒したい衝動と戦っているが、
その勘違いちゃんを食い者にするだけの汚さが有る分彼も立派な悪人である。
弟は喘息がよくなり、母と共に療養先から戻ってきたが、破綻した家庭は戻らない。
彼女を数ヶ月に一度とっかえひっかえしている。軽度の喫煙者。
シサン君:
経済学部生。新自由主義者寄り。
親しい友達はいないが、人間関係もソツなくこなしている。
バイトも講義も仕事もない日は寺社仏閣廻りを趣味としている。
家に泊まりに来た学生仲間にクローゼットの詠唱兵器コレクションを目撃され、
「大仏を見に行くとつい山海堂に……」という苦しい言い訳をする。そんな男。
最近は殺人の仕事が減り、護衛やリスクマネジメントを主眼とした活動を重点的に行っている。
乗松兄妹:
ボンクラ土蜘蛛ーズ。
いつかマトモな女王による土蜘蛛族の再興を願う兄と、
過保護なせいで難しい事も考えずちょうちょを追いかけて遊ぶ妹。
人間嫌いは健在で昔懐かしい自給自足生活を行っているが、なぜかおばちゃんに好かれる。
人の悪意を知らない妹と学園生活はそれなりの社会性を与えているようだ・・・
凌現:
いつのまにやら高校三年生。かつて身長140cm代がウソのよーなのびっぷり。
相変わらずマジキチっぷりは健在。
霞食って生きてるといわれてもフシギではない生活感と生活力のなさだが、
実際生きているのだから生活しているのだろう。
将来の進路を聞かれて「魔術師です」と臆面もなく答える彼に、
なんとか教師が薦めた進路は外語大と民俗学部であった。
実際の所はあいまい先生に近いアレな能力者の親戚がいるので恐らくそのツテをたよるのだろうが。
コロンバ姐さん:
仕事に専念するために進学を断念。
実体の希薄なダミーのアパレル企業に身をおきながらそのテの仕事を行い、
嘗ての仲間探し、特に義理の父親の捜索を並行して行っている。が、はかばかしくないようだ。
何を行っているのか細かい内情について染み出ないように日々張り詰めた生活を送っている。
時折学校を懐かしんで、それでも門に入ることなく近くの店でお茶を飲んでいたりする。
大石ちゃん:
相変わらず普通系。
アニメオタクで文学青年の彼氏が出来たらしい。
お互い性欲薄いのか、時代錯誤に清いお付き合いやってる。
キューティーライダーのコスプレやってる姿を目撃されて気まずいが、
最近では小説にされてたいへん困っている。
なんつーか、フツーの学生。もともと読書好きだし文学科に行きたいなと思っている。
ウタちゃん:
特筆する事はないですな。低速ながらうごいてるし。
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